Unity には、エディターや実行時に画面を設定するための機能が用意されています。
Android デバイスで、アプリケーションの画面の向きを制御することができます。方向の変化を検出したり、特定の方向を強制したりすることは、ユーザーのデバイスの持ち方に応じて動作させるのに役立ちます。
現在のアプリケーションの向きを取得するには、Screen.orientation プロパティにアクセスします。利用可能な方向は以下のとおりです。
向き | 動作 |
---|---|
Portrait | アプリケーションはポートレートモード (縦向き) で、デバイスが直立し、ホームボタンが下にあることを想定しています。 |
PortraitUpsideDown | アプリケーションはポートレートモード (縦向き) ですが、逆さまになっており、デバイスが直立し、ホームボタンが上にあることを想定しています。 |
LandscapeLeft | アプリケーションはランドスケープモード (横向き) で、デバイスが直立し、ホームボタンが右側にあることを想定しています。 |
LandscapeRight | アプリケーションはランドスケープモード (横向き) で、デバイスが直立し、ホームボタンが左側にあることを想定しています。 |
画面の向きを手動で制御するには、Screen.orientation を上記の向きのいずれかに設定するか、ScreenOrientation.AutoRotation を使用します。自動回転を有効にした場合でも、ケースバイケースで一部の向きを無効にすることができます。
以下のプロパティで自動回転を制御できます。
Android の マルチウィンドウモード は、Unity アプリケーションをサポートしています。ユーザーは Unity アプリケーションを含むウィンドウのサイズを変更できるため、ユーザーインターフェースを非標準のアスペクト比や解像度に対応させると効率的です。