プラグインの Inspector は、プロジェクト内でプラグインのターゲットプラットフォームを選択して管理するのに使用されます。プラグインファイルを選択するだけで Inspector を見ることができます。
Select platforms for plugin で、チェックボックスでプラグインを使用するプラットフォームを選択します。Any Platform を選択すると、そのプラグインは Unity のエディターを含むすべてのプラットフォームに適用されます。
プラットフォームを選択したら、下のほうの Platform Settings でさらに CPU のタイプや指定の OS など追加オプションを選択できます。ここでは、選んだプラットフォームのそれぞれのタブが含まれています。ほとんどのプラットフォームでは設定はほとんどなく、CPU や OS の選択などしかありません。
プラグインとして扱われ、Unity Editor の プラグインの Inspector を表示するファイル拡張子の最新のリストは、PluginImporter::CanLoadPathNameFile()
にあります。以下のファイル拡張子があるとファイルはプラグインとして認識されます。
あるフォルダーはシングルプラグインバンドルとして扱われています。そのようなフォルダーでは追加のプラグインはなにも検出されません。以下の拡張子によってフォルダーがプラグインバンドルであることが認識されます。
Unity 4 からの移行を容易にするために、Unity 5 ではプラグインファイルが置かれているフォルダーに応じて、プラグインの設定を行います。
フォルダー | デフォルト設定 |
---|---|
Assets/../Editor | プラグインはエディターでのみ互換性があると判断され、プラットフォームへとビルドした際には使用されません。 |
Assets/../Editor/(x86 、x86_64、x64) | プラグインはエディターでのみ互換性があると判断され、CPU に応じて使用するプラグインを割り当てます。 |
Assets/../Plugins/(x86_64、x64) | 64ビットのスタンドアロンのプラグインとして判断されます。 |
Assets/../Plugins/x86 | 32ビットのスタンドアロンのプラグインとして判断されます。 |
Assets/Plugins/Android/(x86、armeabi、armeabi-v7a) | プラグインは Android でのみ互換性があると判断され、CPU ごとに分かれたフォルダーが存在する場合は、CPU に応じて使用するプラグインを割り当てます。 |
Assets/Plugins/iOS | プラグインは iOS でのみ互換性があると判断されます。 |
Assets/Plugins/WSA/(x86、ARM) | プラグインはユニバーサル Windows プラットフォームのみと互換性を持つように設定されます。サブフォルダーに CPU がある場合は、CPU の値も同様に設定されます。WSA の代わりに Metro が使用されます。 |
Assets/Plugins/WSA/(SDK80 、SDK81、PhoneSDK81) | 上記と同じで SDK に応じて使用するプラグインを割り当てることができます。また CPU のサブフォルダーを追加することも可能です。互換性を持たせるために、SDK81 は Win81 と同じで、PhoneSDK81 は WindowsPhone81 と同じ意味になります。 |
Assets/Plugins/Tizen | プラグインは Tizen でのみ互換性があると判断されます。 |
Assets/Plugins/PSVita | プラグインは Playstation Vita でのみ互換性があると判断されます。 |
Assets/Plugins/PS4 | プラグインは Playstation 4 でのみ互換性があると判断されます。 |
Assets/Plugins/SamsungTV | プラグインは Samsung TV でのみ互換性があると判断されます。 |
例えば、CPU X86 を選択した場合、プラグインは 64 ビットエディター では使用できずに 32 ビットエディター でのみ使用することができます。
OS Windows を選択した場合は、Mac OS X エディター では使用できずに Windows エディター でのみ使用することができます。
スタンドアロンのプレイヤー設定 を参照してください。
以下を参照してください。
Android のためにビルドするとき、親のパスが Assets/Plugins/Android/ に一致するフォルダーは、Android ライブラリのプラグインフォルダーとして扱われます。さらに、それらは .plugin、.bundle、.framework などの特別な拡張子を持つフォルダーと同じように扱われます。
• 2017–05–16 編集レビュー 無しに修正されたページ - ページのフィードバックを残す