Version: 2018.1
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Chromatic Aberration

ここでは、Post Processing Stack に含まれるデフォルトのエフェクトに関して説明します。

写真では、Chromatic Aberration (色収差) は、カメラのレンズがすべての色を同じ点に収束しないために生じる効果です。それは、画像の暗い部分と明るい部分を分ける境界に沿って色の「フリンジ」として現れます。

色収差エフェクトはこのカメラの欠陥を再現するために使用され、カメラの影響や中毒エフェクトなどの芸術的効果にもよく使用されます。これを実装すると、赤/青、と 緑/紫 のフリンジと、入力テクスチャを使ったユーザー定義のカラーフリンジをサポートします。

色収差を使ったシーン
色収差を使ったシーン
色収差なしのシーン
色収差なしのシーン
Chromatic Aberration の UI
Chromatic Aberration の UI

プロパティー

プロパティー 説明
Intensity 色収差の強さ
Spectral Texture カスタムフリンジのカラーに使用されるテクスチャ (指定がない場合は、デフォルトを使用)

最適化

  • __Intensity__の軽減

説明

パフォーマンスは __Intensity __ の値に依存します (滑らかな色収差をレンダリングするためにはより多くのサンプルが必要になるため、値が高いほどレンダリングが遅くなります)。

色収差は、カスタムフリンジングのために Spectral Texture 入力を使用します。 Post Processing Stack には 4つのスペクトルテクスチャが用意されています。

  • Red/Blue (Default)

  • Blue/Red

  • Green/Purple

  • Purple/Green

カスタムスペクトルテクスチャは任意の画像編集ソフトウェアで作成できます。スペクトルテクスチャ の解像度に制約はありませんが、可能な限り小さくすることが推奨されます (3x1 テクスチャなど)。

入力テクスチャの Filter ModePoint (no filter) に手動で設定することで、滑らかさを抑えたエフェクトを得ることができます。

上と同じ 色収差 を使用したシーン。ただし、Filter Mode を Point に設定
上と同じ 色収差 を使用したシーン。ただし、Filter Mode を Point に設定

要件

  • シェーダーモデル 3

対応するハードウェアと詳細な情報は グラフィックハードウェアの性能とエミュレーション を参照してください。


  • 2017–05–24 編集レビュー 無しにパブリッシュされたページ

  • 5.6 の新機能

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