ChromeOS 用のビルド

このページでは、ChromeOS 用に Unity アプリケーションをビルドする方法を説明しています。ChromeOS は Google Play ストア と Android アプリケーションをサポートしています。つまり、ChromeOS 用にアプリケーションをビルドする場合、Unity は実際には Android アプリケーションをビルドします。

ChromeOS 用ビルドのためにプロジェクトを設定する

以下の手順で、ChromeOS デバイスをサポートするようにアプリケーションを設定できます。

1. File > Build Settings を選択します。
2. Platform ペインにあるプラットフォームのリストから Android を選択します。
   ノート: Android がグレー表示されている場合は、ChromeOS 開発用にプロジェクトを設定 してください。
3. Player Settings をクリックしてください。Player タブ内に Project Settings ウィンドウが開きます。
4. Settings for Android セクション内で Other Settings を展開してください。
5. Target Architectures セクションで、ARMv7 と ARM64 の両方のプロパティを有効にし、x86 および x86–64 プロパティも有効にしてください。
6. デフォルトではアプリケーションは、電話、タブレット、テレビなどの ChromeOS および Android デバイスで実行可能になっています。アプリケーションの実行デバイスを制限したい場合は Target Devices 設定を使用してください。Phones, Tablets, and TV Devices Only は、電話、タブレット、テレビデバイスのみでアプリケーションが実行されるように制限します。ChromeOS Devices Only は、アプリケーションの実行を ChromeOS デバイスのみに制限し、他のすべての Android デバイスでは実行されないようにします。

アプリケーションのビルド

ChromeOS 用にビルドするようにプロジェクトを設定したら、ビルドのプロセスを開始できます。ChromeOS 向けのビルドプロセスは Android 向けのビルドプロセスと同じです。唯一の違いは、Build and Run オプションを使用して ChromeOS デバイスで直ちにビルドを実行したい場合です。ChromeOS では Android Debug Bridge を使用してターゲットデバイスに接続する必要があります。この方法については ChromeOS デバイス向け Android Debug Bridge を参照してください。ChromeOS 向けにアプリケーションをビルドするには Android 用アプリケーションのビルド の手順に従ってください。