重要: ChromeOS は Unity エディターのプラットフォームとしてサポートされていません。
ChromeOS 用の開発は Android 用の開発とよく似ていますが、注意しなければならない違いがあります。ChromeOS 用アプリケーションの開発を始める前に、ChromeOS 固有の要件、機能の互換性、既知の問題を確認してください。
ChromeOS のシステム要件は Android 用の開発 と類似しています。唯一の違いは USB 接続の問題があることです。これを避けるために、Wi-Fi/Ethernet で Unity エディターを ChromeOS デバイスに接続することができます。
Unity は、ノート PC、タブレット、ネットブック、デスクトップ型の全てのブランドの Chrome OS デバイスをサポートしています。Chromecast デバイスはサポートされていません。Unity は、Chrome OS バージョン R89 および、それ以降の安定したリリースチャンネルによるリリースをサポートしています。他のプラットフォームと同様に、ベータ版や開発版の OS ビルドは自己判断で使用することができます。
次の表は、ChromeOS 用のアプリケーション開発にあたってサポートされる機能を説明したものです。
機能 | 互換性 |
---|---|
x86 および x86_64 アーキテクチャ | ChromeOS を実行するデバイスでのみサポートされます。これらのアーキテクチャは、Intel プロセッサーを搭載した Android デバイスではサポートされません。 どちらのアーキテクチャも IL2CPP のみをサポートしています。Mono はサポートされていません。 |
Project Tiny | ChromeOS x86 および x86–64 デバイスではサポートされていません。 |
(Unity Physics パッケージの) Havok Physics | サポートされていません。 |
スクリプトのデバッグとプロファイリング | Android Debug Bridge を使用する場合のみ、Wi-Fi または Ethernet でサポートされます。 |
スクリプトのみのビルド | サポートされていません。 |
Android Studio でのプロファイリングとデバッグ | ターゲットデバイスが Developer Mode の場合のみサポートされます。 詳しくは、Chromium のドキュメント を参照してください。 |
Unity ビデオプレイヤー | H.264 ビデオ形式は ChromeOS デバイスでサポートされています。H.265 ビデオ形式はサポートされていません。 |