他のアクティベーション法 を使用できない場合は、コマンドラインからライセンスリクエストを送信して、ライセンスを手動でアクティベートします。
Unity エディターのデフォルトのインストールパスは以下の通りです。
/Applications/Unity/Hub/Editor/<version>/Unity.app
/Applications/Unity/Hub/Editor/<version>/Unity.app
Unity のライセンスを手動でアクティブ化するには、以下の手順に従ってください。
.alf
) します。.alf
ファイルを使って Unity から Unity のライセンスファイル (.ulf
) を 作成します。.ulf
ファイルを使って、コマンドラインから Unity のライセンスをアクティブ化 します。このコマンドは Unity をインストールしたコンピューターから実行する必要がありますが、このステップを実行するためにインターネットアクセスは必要はありません。
先に説明したように、Unity エディター (Unity.app
で終わるファイル) のインストール場所を確認します。macOS では、この手順のために /Contents/MacOS/Unity
をこのパスに追加します。
ノート: macOS では、このステップに Finder は必要ありません。この後からのサブディレクトリ構造は、Unity アプリケーション (Unity.app
) を右クリックして Show Package Contents を選択しない限り、Finder には表示されません。
例えば、エディター 2022.2.0b4
の場合、macOS の Unity
コマンドへの完全なパスは以下のようになります。
/Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app/Contents/MacOS/Unity
ターミナルセッション (macOS) またはコマンドライン (Linux) を開き、どのディレクトリにいるかを確認してください。コマンドを実行するディレクトリは、.alf
ファイルが出力されるディレクトリと同じでなければなりません。pwd
コマンドを使用してディレクトリを決定できます。
以下のコマンドの <editor-command-location>
を、ステップ 1 の Unity
コマンドへの完全なパスに置き換えて実行します。
<editor-command-location> -batchmode -createManualActivationFile -logfile
ノート: このコマンドはターミナルやコマンドラインウィンドウに出力を返しません。コマンドが完了するとコマンドプロンプトに制御が戻ります。
コマンドが完了したらコマンドを実行したディレクトリを確認し、Unity_v2022.2.0b4.alf
などのアクティベーションライセンスファイルが作成されていることを確認します。問題が発生した場合は、トラブルシューティング を参照してください。
これで、Unity のライセンスリクエストファイル (.ulf
) を生成 する準備が整いました。
エディター 2022.2.0b4
を /Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app
にインストールしたと仮定すると、このステップのコマンドは以下のようになります。
/Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app/Contents/MacOS/Unity -batchmode -createManualActivationFile -logfile
次のステップでは、先ほど作成したライセンスアクティベーションファイル (.alf
) を使用して、Unity ライセンスファイル (.ulf
) をリクエストします。
重要: Unity のライセンスファイルはどのコンピューターからでも生成できます。必ずしも Unity をインストールしたコンピューターである必要はありません。ただし、このステップで使用するコンピューターはインターネットに接続している必要があります。
id.unity.com に移動し、Unity ID にサインインしていることを確認します。これは、Unity のライセンスファイルをリクエストするために必要です。
同じブラウザーセッションを使用して license.unity3d.com/manual に移動します。Manual activation* ページが表示されます。
ノート: このページにアクセスできない場合は、ブラウザーのアドレスバーに https://license.unity3d.com/manual
を貼り付けてください。
Browse ボタンを選択し、コンピューターのファイルブラウザーを使用して、create a license request file ステップに従ってライセンスアクティベーション (.alf
) ファイルを選択します。
アップロードが成功し、選択したファイルがライセンスアクティベーションファイルであることが確認されると、テキストボックスにファイル名が緑色のチェックマークとともに表示されます。代わりに赤い X が表示された場合は、もう一度試みてください。
Next (次へ) ボタンを選択します。 Activate your license (ライセンスのアクティベーション) のページが表示されます。
アクティブ化するライセンスタイプを選択します。
PS/SC/E3-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
のように、電子メールに記載されているキーと同じ形式で入力する必要があります。Next (次へ) ボタンを選択します。 Download license file (ライセンスファイルのダウンロード) のウェブページが表示されます。
Download license file ボタンを選択します。プロンプトが表示されたら、license.unity3d.com/manual ページのダウンロードを許可します。
ブラウザーのダウンロード先を開き、.ulf
という拡張子の新しい Unity ライセンスファイルを確認します。例えば Unity_v2017.x.ulf
これで、コマンドラインから Unity ライセンスをアクティブ化する 準備が整いました。
このコマンドは Unity をインストールしたコンピューターから実行する必要がありますが、このステップを実行するためにインターネットアクセスは必要はありません。
以下のパスを確認してください。
<editor-command-location>
は、ライセンスリクエストファイルの作成 ステップで説明したパスと同じ値です。<yourUlfFile>
は、Unity ライセンスファイルの生成 ステップで生成した.ulf
ファイルの完全パスです。ターミナルセッション (macOS) またはコマンドライン (Linux) を開き、<editor-command-location>
と <yourUlfFile>
を実際の完全パスに置き換えて、以下のコマンドを実行します。
<editor-command-location> -batchmode -manualLicenseFile <yourUlfFile> -logfile
ノート: このコマンドはターミナルやコマンドラインウィンドウに出力を返しません。コマンドが完了するとコマンドプロンプトに制御が戻ります。
コマンドが完了したら、Preferences メニュー () を開き、Licenses を選択すると、Hub のアクティブなライセンスを確認できます。問題が発生した場合は、トラブルシューティング を参照してください。
この例では、以下を想定しています。
2022.2.0b4
エディターが /Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app
にインストールされています。.ulf
ファイルが生成され、/Users/myAccount/Downloads/Unity_v2017.x.ulf
に保存されています。/Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app/Contents/MacOS/Unity -batchmode -manualLicenseFile /Users/myAccount/Downloads/Unity_v2017.x.ulf -logfile
コマンドライン操作で期待した結果が得られない場合は、Editor.log
ファイルを見てください。Log Files でこのファイルの場所を確認してください。