Version: 2022.3
言語: 日本語
デバイスシミュレーターの基本
シミュレートされたクラス

Simulator ビュー

Simulator ビューは、疑似モバイルデバイスにアプリケーションを表示します。このビューでは、そのデバイスの画面の形状、解像度、向きでアプリケーションがどのように表示されるかを確認できます。

Simulator ビューのスクリーンショット
Simulator ビューのスクリーンショット

Simulator ビューを使用する

Simulator ビューを開くには、以下のいずれかの操作を行います。

  • ゲームビュー の左上のドロップダウンメニューで、ゲームビューと Simulator ビューを切り替えます。
  • メニューで Window > General > Device Simulator の順に選択します。

Unity は、Simulator ビューでデバイスのシミュレーションを行います。シミュレーションを制御するには、ツールバーコントロールパネル を使用します。

ツールバー

ツールバーは Simulator ビューの上部にあり、コントロールパネル と共に、シミュレーションを制御するためのオプションを備えています。

Simulator ビューの上部にあるツールバー
Simulator ビューの上部にあるツールバー
コントロール 説明 
Game/Simulator このドロップダウンメニューを使って Simulator ビューとゲームビューの切り替えを行います。
デバイス選択ドロップダウンメニュー 利用可能な デバイス定義 から擬似するデバイスを選択します。
Scale シミュレーション画面を拡大縮小します。
Fit to Screen 画面をスケールしてウィンドウ内に収まるようにします。
Rotate デバイスの物理的な回転のシミュレーションを行います。自動回転を有効にし、デバイスが回転をサポートしている場合、デバイス画面上の画像はデバイスと一緒に回転します。それ以外の場合は、デバイスを回転させると、画像は横向きや逆さまになります。ノート: デバイスシミュレーターは、ジャイロスコープのシミュレーションをサポートしません。
Safe Area 現在のデバイス画面の セーフエリア の周りにビューが線を描くかどうかを示します。
Play Mode behavior このセクションでは、以下の選択に基づくプレイモードの動作について説明します。
Focused Focused を有効にすると、エディターが再生モードの時に選択したゲームビューにフォーカスが移ります。
再生モードでは 1 つのゲームビューにしかフォーカスすることができません。表示モードで Maximized または全画面を使用すると、Maximized ゲームビューにフォーカスが移ります。ゲームビューで Focussed を有効にすると、他のゲームビューでは無効になります。
VSync (Game view only) VSync (Game view only) を有効にすると同期が可能になります。これは、例えば、ビデオを録画するときに役立ちます。Unity はモニターのリフレッシュレートでゲームビューをレンダリングしようとしますが、これは保証されません。このオプションが有効な場合でも、再生モードでゲームビューを最大化して他のビューを非表示にし、Unity がレンダリングするビューの数を減らすことは有用です。
Enter Play Mode エディターが再生モードに入るときの設定を以下のオプションから選びます。
Normally これを選択すると、フォーカスを強制したり、ビューを最大化してフルスクリーンにすることなく、ゲームビューを表示します。
Maximized このオプションを選択すると、Unity は Simulator ビューをエディターウィンドウの 100% に最大化して再生モードを実行します。
ノート: このオプションは、Create Game View On Play エディター環境設定を無効にしている場合、Simulator ビューを作成しません。
Control Panel Control Panel (制御パネル) の表示/非表示を切り替えます。

Control Panel

Control Panel (制御パネル) を開くには、ツールバー の右上にある Control Panel をクリックします。デフォルトでは、Control Panel には、Application simulated class の設定が含まれています。

デバイスシミュレーターの Control Panel
デバイスシミュレーターの Control Panel
プロパティ 説明 
System Language Device.Application.systemLanguage から受信する値を指定します。
Internet Reachability Device.Application.internetReachability から受信する値を指定します。
On Low Memory lowMemory イベントを呼び出します。

Device Simulator プラグインは、コントロールパネルの外観を変更し、コンテンツやコントロールを追加することができます。Adaptive Performance パッケージのように、Device Simulator プラグインを含むパッケージもあります。パッケージをインストールすると、その UI がコントロールパネルに表示されます。詳細については、Device Simulator プラグイン を参照してください。

デバイスシミュレーターの基本
シミュレートされたクラス