Android Archive は Android Library をコンパイルしたもので、配布するプラグインをフォーマットする推奨方法とされています。しかし、プラグインを作成する際に、Unity 外でコンパイルして再インポートする必要がないため、Android Library 形式で作業したほうが効率的です。将来的にプラグインに一度に手を加える予定がある場合や、頻繁に繰り返し開発を行う場合は、Android Library を使用します。プラグインの開発が完了したら、Android Archive にコンパイルします。
Android Library は、すべてのプラグインアセットとマニフェストを含む、特定の構造を持つディレクトリです。
Unity がビルドまたはエクスポートプロセスで最終的な Gradle プロジェクトを作成するとき、すべての Android Library プロジェクトが含まれ、一緒にビルドされます。Unity は、Android Studio プロジェクトが複数のサブプロジェクトを持つ場合にビルドするのと同じ方法で、これを実行します。
Android Archive (AAR) プラグインは、Android アプリケーションモジュールの依存関係として使用する、Android Library プロジェクトのコンパイルされたバージョンです。.aar ファイル自体は .zip アーカイブで、コンパイルされたコード、アセット、プラグインマニフェストがすべて含まれています。AAR の構造の詳細については、AAAR ファイルの仕組み を参照してください。
Unity アプリケーションにアセットを加える必要がある場合は、そのまま出力パッケージにコピーし、Android Library プロジェクトか AAR に RAW アセットを加えます。これらのアセットにアクセスするには、Java コードから getAssets Android API を呼び出します。