ここでは、Post-Processing スタックに含まれるデフォルトのエフェクトに関して説明します。
ユーザー LUT はより簡単なカラーグレーディング方法で、スクリーン上のピクセルがユーザによって供給される LUT (ルックアップテクスチャ) による新しい値に置き換えられます。カラーグレーディング エフェクトに比べ、あまり高度な方法ではありません。ただし、この方法では、カラーグレーディングで使用されるほど高度なテクスチャ形式は必要ないため、これは、カラーグレーディングで使うテキスト形式をサポートしないプラットフォーム用のフォールバックとして推奨されます。
プロパティー | 説明 |
---|---|
Lut | カスタムルックアップテクスチャ (ストリップフォーマット、例 256x16) |
Contribution | ブレンディングファクター |
ユーザー LUT は入力に「ストリップ形式」のテクスチャを使用します。2つのニュートラル LUT はPost-processing スタックで提供され、1 つは 256x16 の解像度で、もう 1 つは 1024x32 の解像度です。より大きい入力テクスチャを使用すると、パフォーマンスに影響します。
LUT を作成するには、シーンのスクリーンショットと一緒に、ニュートラル LUT の 1 つを Photoshop などの画像編集ツールにインポートします。結果に満足するまで、これらの2つの画像に害を与えない方法でカラーコレクションを適用します。LUT では手元のピクセルに基づくエフェクトのみがサポートされているため、隣接ピクセルの値に依存するぼかしやその他のエフェクトはありません。これらのカラー変更を適用した LUT を Unity にエクスポートして、ユーザー LUTエフェクトで使用します。
ユーザー LUT エフェクトは、必要に応じて、テクスチャのインポート設定を変更するよう指示します。
入力テクスチャの Filter Mode を Point (no filter) に手動で設定することで、 “lo-fi” エフェクトを実行できます。
対応するハードウェアと詳細な情報は グラフィックハードウェアの性能とエミュレーション を参照してください。
2017–05–24 Page published with no editorial review - Leave page feedback
5.6 の新機能