Version: 2019.2
3D モデリングソフトウェアからのモデルのインポート
グラフィックスチュートリアル

立体視レンダリングを行う方法

###立体視レンダリング (Stereoscopic rendering) は、DirectX11.1 のステレオスコピック 3D (Stereoscopic 3d) のための機能です。

最低要件は以下のとおりです。

  • Windows 10
  • DirectX 11 をサポートするグラフィックスカード
  • グラフィックスカードドライバー はステレオサポートで設定する必要があり、DVI デュアルケーブルまたは DisplayPort ケーブルを使用する必要があります。1 つの DVI だけでは不十分です。

Player 設定の Stereoscopic チェックボックスは、DirectX 11.1 のステレオスコピック 3D のサポートにのみ適用されます。現在 AMD のクワッドバッファ拡張は使用されません。 このサンプル がマシン上で動作することを確認してください。ステレオサポートは、フルスクリーンとウィンドウモードの両方で機能します。

ゲームのローンチの際に、解像度ダイアログが出るまで Shift キーを押し続けてください。使用可能なディスプレイが検出されると、解像度ダイアログに Stereo 3D のチェックボックスが出てきます。API に関しては、カメラに Stereo Enabled、Stereo Separation、Stereo Convergence のオプションがあります。これらを使って効果を調整してください。シーンに必要なカメラは 1 つだけです。両目のレンダリングは、これらのパラメーターによって処理されます。

このチェックボックスは VR ヘッドセットではありません。

  1. このサンプル を使って、正しく設定されているか確認してください。
  2. Player 設定で Stereoscopic Rendering と Direct3D 11 のチェックボックスをチェックします。
  3. 32 ビット、64 ビットのアプリケーションとして公開します。
  4. 1 つまたは 2 つのカメラでアプリケーションを試します。
  5. アプリケーションを起動するときに、解像度ダイアログの Stereo 3D チェックボックスが表示されるまで Shift キーを押し続けます。プロジェクトの Player 設定に応じて、解像度のダイアログが表示されない場合や、常に有効になっている場合があります。

ノート: 現在、Unity をリニアの色空間のレンダリングに設定すると、立体視レンダリングが壊れます。これは、Direct3D の制限が原因です。フォワードレンダリングでリアルタイムの影を有効にしている場合、camera.stereoconvergence パラメーターはまったく効果がなくなります。ディファードライティングでは、いくらか影ができますが、右目と左目では矛盾が生じます。

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