Version: 2021.3
言語: 日本語
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Unity における最適化

ログファイル

Unity は、エディター、Package Manager、ライセンシング、開発プレイヤー、および Hub のログファイルを生成します。これらのログファイルは、アプリケーションのどこで問題が発生したか理解するために使用できます。

Unity は Console ウィンドウ からの全てのメッセージ、警告、およびエラーをログファイルに追加します。Console ウィンドウやログに独自のメッセージを追加するには、Debug クラス を使用します。

ログファイルの保存場所はオペレーティングシステムによって異なります。デフォルトの場所は本ページに記載されていますが、特定のコマンドライン引数を使用して、Unity がログファイルを生成するタイミングと場所を制御することも可能です。詳細は コマンドライン引数 のドキュメントを参照してください。

ノート: 全てのプラットフォームがこの機能をサポートしているわけではありません。詳細は プラットフォーム特有の情報 のドキュメントを参照してください。

エディター関連のログの場所

Console ウィンドウからエディターログにアクセスすることができます。これを行うには、Console ウィンドウ (メニュー: Window > General > Console) を開き、Console ウィンドウメニューから Open Editor Log を選択します。

その他のログには、OS のファイル管理アプリケーションを使用してアクセスできます。

Linux

ログタイプ ログの場所
エディター ~/.config/unity3d/Editor.log
Package Manager ~/.config/unity3d/upm.log
Licensing Client ~/.config/unity3d/Unity/Unity.Licensing.Client.log
ライセンシング監査 ~/.config/unity3d/Unity/Unity.Entitlements.Audit.log

macOS

macOS では、Console.app ユーティリティを使用して Unity のログにアクセスすることもできます。

ログタイプ ログの場所
エディター ~/Library/Logs/Unity/Editor.log
Package Manager ~/Library/Logs/Unity/upm.log
Licensing Client ~/Library/Logs/Unity/Unity.Licensing.Client.log
ライセンシング監査 ~/Library/Logs/Unity/Unity.Entitlements.Audit.log

Windows

Windows では、Package Manager とエディターのログは、Windows Explorer にデフォルトで表示されないフォルダーに配置されます。AppData フォルダーを表示するには、Windows の隠しファイルの設定を有効にする必要があります。この方法に関する詳細は、Microsoft のドキュメント Windows の隠しファイルと隠しフォルダを表示する を参照してください。

Windows では、デフォルトでは標準の出力ストリームは存在しません。そのため、CI システムからの子プロセスとして、有効に設定された stdout ストリームを使ってエディターを起動する必要があります。- を指定して stdout に出力を送信する場合、Console ウィンドウには出力が表示されません。

ログタイプ ログの場所
エディター %LOCALAPPDATA%\Unity\Editor\Editor.log
Package Manager ユーザーアカウント: %LOCALAPPDATA%UnityEditor Filterupm.log
システムアカウント: %ALLUSERSPROFILE%GenuinUnityEditor Filterupm.log
Licensing Client %LOCALAPPDATA%\Unity\Unity.Licensing.Client.log
ライセンシング監査 %LOCALAPPDATA%\Unity\Unity.Entitlements.Audit.log
クラッシュファイル %TMP%\CompanyName\ProductName\Crashes

ノート: -crash-report-folder コマンドライン引数でフォルダーの場所を上書きできます。

プレイヤー関連のログの場所

プレイヤーログを表示するには、Console ウィンドウ (メニュー: Window > General > Console) を開き、Console ウィンドウのメニューから Open Player Log を選択します。以下のフォルダーも参照できます。

OS プレイヤーログの場所
Android Android アプリケーションのプレイヤーログにアクセスするには、Android Logcat を使用します。詳細は Android ログの閲覧 を参照してください。
iOS iOS デバイスログにアクセスするには、GDB コンソールを使用するか、XCode を通してオーガナイザーコンソールを使用します。デバイスログに関する詳細は、Apple のドキュメント を参照してください。
Linux ~/.config/unity3d/CompanyName/ProductName/Player.log
macOS ~/Library/Logs/Company Name/Product Name/Player.log

ノート: Console.app ユーティリティを使用してログファイルを見つけることもできます。
ユニバーサル Windows プラットフォーム %USERPROFILE%\AppData\Local\Packages<productname>\TempState\UnityPlayer.log
WebGL Unity はログ出力を ブラウザーの JavaScript コンソール に書き込みます。
Windows %USERPROFILE%\AppData\LocalLow\CompanyName\ProductName\Player.log

Unity Hub のログの場所

オペレーティングシステムのファイル管理アプリケーションを使用して、Hub のログにアクセスできます。また、これらのログには Hub 内からもアクセス可能です。詳細は Hub のドキュメント を参照してください。

OS プレイヤーログの場所
Linux ~/.config/UnityHub/logs/info-log.json
macOS ~/Library/Application Support/UnityHub/logs/info-log.json
Windows %UserProfile%AppData︓Roaming︓UnityHublogs︓info-log.json
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