開発の際に、ビルドしたスタンドアロンプレイヤー、ターゲットデバイス、エディターのログから情報を取得したい場合があるかもしれません。一般的には何か問題が発生したときにこのファイルをみて、どこで問題が発生したかを明確にします。
Mac ではプレイヤーとエディターのログは、標準の Console.app ユーティリティーで確認できます。
Windows では、エディターのログは、デフォルトで Windows エクスプローラーの隠しフォルダーに格納されます。下記を参照してください。
エディターのログは Unity コンソールウィンドウの Open Editor Log で見ることができます。
OS | ログファイル |
---|---|
macOS | ~/Library/Logs/Unity/Editor.log |
Windows | C:\Users\username\AppData\Local\Unity\Editor\Editor.log |
Mac 上では、すべてのログは標準の Console.app ユーティリティーで確認できます。
Windows 上では、Editor ログファイルはローカルアプリケーションデータフォルダーに格納されます: <LOCALAPPDATA>\Unity\Editor\Editor.log、ここで <LOCALAPPDATA> は CSIDL_LOCAL_APPDATA により定義されます。
OS | ログファイル |
---|---|
macOS | ~/Library/Logs/Unity/Player.log |
Windows | C:\Users\username\AppData\LocalLow\CompanyName\ProductName\output_log.txt |
Linux | ~/.config/unity3d/CompanyName/ProductName/Player.log |
Windows と Linux のスタンドアロンでは、ログファイルの場所は変更が可能です (または、ログ出力を止めることができます)。詳細は コマンドライン引数 を参照してください。
Xcode のデバイスログは GDB コンソール、または Organizer コンソールを通してアクセスできます。後者は Xcode デバッガーを通してアプリケーションを実行できなかった場合にクラッシュログを取得するのに便利です。
また、iOS デバイスでのトラブルシューティングやiOS でのクラッシュ時バグレポート方法 / Reporting crash bugs on iOSを参考にすることもできます。
デバイスログは logcat console を使用して見ることができます。Android SDK/platform-tools ディレクトリ にある adb アプリケーションを使用して logcat を引数として渡して実行してください。
$ adb logcat
別の方法で LogCat を確認する方法は Dalvik Debug Monitor Server (DDMS) を使用する方法です。DDMS は Eclipse または Android SDK/tools の中から起動できます。DDMS はこのほかにデバッグ関連のツールを提供します。
Device | ログファイル |
---|---|
デスクトップ | %USERPROFILE%\AppData\Local\Packages<productname>\TempState\UnityPlayer.log |
Windows Phone | Windows Phone Power Tools で検索可能。Windows Phone IsoStoreSpy も参照してください。 |
WebGL では、ログ出力はブラウザの JavaScript コンソール に書き出されます。
Windows では、ログファイルの保存場所はデフォルトで非表示になっています。
Windows Vista / 7 では、Windows エクスプローラーの ツール > フォルダオプション… > 表示 (タブ) で AppData フォルダーを表示できます。ツールメニューはデフォルトでは表示されていませんが、Alt キーを押すと表示されます。
• 2017–05–16 編集レビュー 無しに修正されたページ - ページのフィードバックを残す
Tizen サポートの説明は [2017.3]で終了(https://docs.unity3d.com/2017.3/Documentation/Manual/30_search.html?q=newin20173) NewIn20173