ゲームプレイ中にオブジェクトが移動できるかどうかを知ることによって、多くの処理の最適化を行うことができます。静的 (動かない)オブジェクトは多くの場合、位置が変わらないので、エディターの段階で事前に計算することが可能です。例えばレンダリングは batch と呼ばれる静的なオブジェクトを大きなオブジェクトとして1つにまとめることで最適化を行うことができます。
ゲームオブジェクトのインスペクターの一番右上には Static チェックボックスがあります。これはオブジェクトが動かないという情報を Unity のシステムに通知するために使用されます。オブジェクトは個別に静的かどうかのチェックを付けることができるので、無効にしたい場合にはチェックをつけなければ、最適化の計算をしません。
Everything と Nothing は使用できるすべてのシステムの静的ステータスを有効/無効にします。システムは、
静的設定がパフォーマンスにどのように影響するかの詳細は、それぞれのリンクを参照してください。