Unity を使用するには、アクティベートされたライセンスが必要です。Unity Plus および Pro ライセンスの場合は、シリアル番号が必要です。Unity Personal ライセンスの場合は、シリアル番号は必要ありません。
ライセンスの管理は、Unity Hub を使って行うことができます。
このページでは、コマンドラインを使用した ライセンスのアクティベーション と ライセンスの返却 を行う方法について説明します。
Unity のライセンス情報がわからない場合は、ライセンスの Owner (所有者) に尋ねてください。所有者は Organization (組織) を通してシートを割り当てることができます。または、Unity のカスタマーサービスに問い合わせてください。
コマンドラインで Unity のライセンスをアクティベートする前に、ライセンスファイルのフォルダー が存在し、書き込み権限があることを確認してください。
ノート: Personal ライセンスにはシリアル番号がないため、コマンドライン手順は Plus と Pro ライセンスにのみ使用できます。Personal ライセンスのアクティベーションには、Unity Hub を使用します。他の OS を使用している場合は、Hub からライセンスを管理することができます。
macOS で Unity を起動してライセンスをアクティベートするには、以下を Terminal に入力します。
<editor-installation-location> -quit -batchmode -serial SB-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX -username 'name@example.com' -password 'XXXXXXXXXXXXX'
<editor-installation-location>
をエディターインストーラーの実際のパスに置き換えます。macOS の場合、通常は /Applications/Unity/Unity.app/Contents/MacOS/Unity
のようになっています。
ヒント: Jenkins のような継続的インテグレーション (CI) ツールを使用して、コマンドラインでアクティベートする場合は、WindowServer エラーを防ぐために -nographics
フラグを加えてください。
Windows で Unity を起動してライセンスをアクティベートするには、以下を Command Prompt に入力します。
"<editor-installation-location>" -batchmode -username name@example.com -password XXXXXXXXXXXXX -serial E3-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX –quit
<editor-installation-location>
は、エディターのインストーラーの実際のに置き換えます。Windows の場合、通常は C:\Program Files\Unity\Editor\Unity.exe
のようになっています。
Unity がライセンスサーバーと通信するのに十分な時間を確保するため、このコマンドを実行してから数秒待ってください。アクティベーションに失敗した場合は、Editor.log を開いて情報を得ることができます。アクティベーションエラーが発生した場合は、Activation issues を確認して、解決策を見つけてください。
macOS でライセンスを返却するには、以下を Terminal に入力します。(<editor-installation-location>
を実際のインストール場所 - 例えば、/Applications/Unity/Unity.app/Contents/MacOS/Unity
- に置き換えます)。
<editor-installation-location> -quit -batchmode -returnlicense -username 'name@example.com' -password 'XXXXXXXXXXXXX'
Windows でライセンスを返却するには、以下をコマンドプロンプトに入力します。(<editor-installation-location>
を実際のインストール場所 - 例えば、C:\Program Files\Unity\Editor\Unity.exe
- に置き換えます)。
"<editor-installation-location>" -quit -batchmode -returnlicense -username name@example.com -password XXXXXXXXXXXXX