ライトプローブ は、シーンの何もない空間を通過するライトに関する情報を取得し使用する方法を提供します。
ライトマップ同様、ライトプローブはシーンのライティングに関する “ベイクした” 情報を格納します。両者の違いは、ライトマップはシーンの サーフェス に当たるライティングの情報を格納するのに対し、ライトプローブはシーンの なにもない空間 を通り抜けるライトの情報を格納します。
ライトプローブは、ベイク中にライトが測定 (プローブ) されるシーン内の位置です。ランタイムに、動的ゲームオブジェクトに当たる間接光は、そのオブジェクトに最も近いライトプローブからの値を使って近似されます。
ライトプローブには2 つの主な使い方があります。
ライトプローブの最も主要な使い方は、シーンの移動するオブジェクトに対し質の高いライティング (間接的な反射光を含む) を提供することです。
その他の使い方としては、景観に Unity の LOD システム を使用するときに、静的シーンのライティング情報を提供することです。
これら 2 つの明確な目的のいずれかのためにライトプローブを使用するときに、必要な技術の多くは同じです。ライトプローブの仕組みを理解することが重要です。そうすれば、シーンのどこにプローブを配置したらよいかを選択できます。