Version: 5.6
NetworkStartPosition
NetworkTransformChild

NetworkTransform

NetworkTransform コンポーネントはネットワークを介してゲームオブジェクトの移動を同期します。このコンポーネントは権限を持ちます。そのため(ローカル権限を持つ)LocalPlayer オブジェクトはそれらの位置をクライアントからサーバーへと同期し、その後その他のクライアントの位置へと反映します。その他の(サーバー権限を持つ)オブジェクトはそれらの位置をサーバーからクライアントへと同期します。

このコンポーネントを使用するためには、移動を同期したいプレハブかゲームオブジェクトにコンポーネントを追加してください。コンポーネントは NetworkIdentity をアタッチされたゲームオブジェクトで使用できます。ネットワーク接続されたオブジェクトは同期するために生成しなくてはならないことに注意してください。

プロパティー

プロパティー 機能
CharacterController コンポーネントのキャッシュ CharacterController コンポーネントのキャッシュ
clientMoveCallback2D クライアント主導でオブジェクトの動きをサーバー上で検証するために使用できるコールバック
clientMoveCallback3D クライアント主導でオブジェクトの動きをサーバー上で検証するために使用できるコールバック
grounded NetworkTransform が表面上(地面)にいることを通知します(デフォルト)
interpolateMovement 動きの同期で補間を有効にします。
interpolateRotation 回転の同期で補間を有効にします。
lastSyncTime オブジェクトが動きの同期パケットを最後に受け取った時間
movementTheshold オブジェクトを同期処理(更新の送信)なしで移動させる事のできる距離
rigidbody2D キャッシュされた Rigidbody2D
rigidbody3D キャッシュされた Rigidbody
rotationSyncCompression どのくらい圧縮させて回転を同期させるか
sendInterval sendInterval は送信される状態の更新頻度を制御します。
snapThreshold この値は、現在位置から離れた場所にオブジェクトを置いた時の更新として、スムーズに移動させるのではなく位置をスナップさせて移動させます。
syncRotationAxis 同期をさせる回転軸
targetSyncPosition ターゲットに向けて補完される位置
targetSyncRotation2D ターゲットに向けて補完される角度
targetSyncRotation3D ターゲットに向けて補完される位置
targetSyncVelocity 同期のために送信される速度
transformSyncMode オブジェクトの位置の同期方法

ヒント

  • NetworkTransform のインスペクターには NetworkSendRate スライダーがあります。これは作成後、更新を必要としないオブジェクトのためのもので、弾丸などではスライダーを 0 に設定します。
  • NetworkTransformVisualizer は NetworkTransform をデバッグするときに役に立ちます。
NetworkStartPosition
NetworkTransformChild