IAP Promo を使って、開発者は簡単にアプリ内課金を促進できます。それを使用すると、ゲームの複数個所で個々のプレイヤー向けの独自の購入の機会を設定し、さまざまなプレイヤーをターゲットにできます。
Unity バージョン 5.4 以上、次のサービスが使用できること。
最新の機能を利用するには、Unity IAP SDK (1.20 以降) と Unity Ads Monetization SDK (3.0 以降) を使用することを推奨します。古いバージョンの SDK を使用すると初期化エラーが発生することがあります。
注意 Promo を実装する場合は、潜在的な問題を回避するために Ads SDK を初期化する前に IAP SDK を初期化する必要があります。
主な IAP Promo コンポーネントは 3 つあります。それぞれのマニュアルは次のリンクを参照してください。
Placements は収益化コンテンツ (広告または IAP Promo) をプレイヤーに表示します。プレイヤーが Promo に対応した Placement をトリガーすると、バックエンドは Product を選択して、そのプレースメントで可能な Promotion のプロモーションを行います。プレイヤーは、その結果表示された侵入型広告から直接アプリ内購買を行うことができます。
IAP Promo のマシン学習ソフトウェアは、Unity のネットワークで集約されたデータを活用し、データパターンを探し、それをモデルにフィードしてゲームを改善します。これにより、新しいプレイヤーであっても個人に合わせたオファーが可能になります。完全に自動化されたこのサービスは 24 時間体制で動作します。Promo を使用し収益を最適化する方法の詳細は、Personalized Placements を参照してください。
Placement の枠がリクエストされると、システムはすべての利用可能かつ表示するにふさわしい Products を参照します。次に、ビジネス基準フィルタリング(例:地域、OSのターゲティングなど)を適用し、データサイエンスを利用して残った選択肢からユーザーにとって最も良い Product を選択します。このモデルでは選択肢を絞り込むために、デバイスの特性やプレイヤーセッションの振る舞いなど多くのデータポイントを考慮しています。その時に提案できる最高のオファーを定義することで、あなたのゲームの Lifetime Value(LTV) を最大化します。
IAP Promo の機械学習機能を活用するためには、複数の Products を Promotion に追加するだけです。あとは Unity がやってくれます。
例えば、ステージをクリアしたプレイヤーをターゲットとするときの Promotion です:
‘EndLevel’
Placement を呼び出します。Placement を満たす要求により、可能な Product が 3 つ検出されます。
それぞれの Promotion に少なくとも 3 つの価格帯 (低価格、中間価格、高価格) を用意しておくことをお勧めします。これはデータ駆動型モデルと同様に、利用可能なデータ数が多いほど効果的です。Promotion に追加できる Product の数に制限はありません。ゲームのアプリストアの各価格層に Product を提供することもできます。