IAP Promo はアプリ内課金への導線を簡単につくることができます。ゲーム内の特定の場面でアイテムを販売促進をすることで、特徴の異なるプレイヤーをターゲットにすることができます。
Unity バージョン 5.4 以上、次のサービスが有効化されていること
主な IAP Promo コンポーネントは3つあります。それぞれのマニュアルは次のリンクを参照してください。
Placements は表示リクエストの際に用いられます。そのリクエストによって関連する Promotions が選ばれ、対象の Products がプレイヤーに表示されます。プレイヤーは表示された広告から直接にアプリ内課金を処理できます。
IAP Promo はこれまでの A/B テストの必要性を排除します。これに使われている機械学習ソフトウェアは、Unityのネットワーク内に蓄積されたビッグデータを活用し、パターンを見つけ出し、それをモデルに適用することでゲームを改善します。これにより、新規プレイヤーであっても個々人にカスタマイズされたオファーが可能になります。これは完全に自動化されており、いつ何時でも動作します。
Placement の枠がリクエストされると、システムはすべての利用可能かつ表示するにふさわしい Products を参照します。次に、ビジネス基準フィルタリング(例:地域、OSのターゲティングなど)を適用し、データサイエンスを利用して残った選択肢からユーザーにとって最も良い Product を選択します。このモデルでは選択肢を絞り込むために、デバイスの特性やプレイヤーセッションの振る舞いなど多くのデータポイントを考慮しています。その時に提案できる最高のオファーを定義することで、あなたのゲームの Lifetime Value(LTV) を最大化します。
IAP Promo の機械学習機能を活用するためには、複数の Products を Promotion に追加するだけです。あとは Unity がやってくれます。
例えば、ステージをクリアしたプレイヤーをターゲットとするときの Promotion です:
それぞれの Promotion に少なくとも3つの価格帯(安め、高め、その中間)を用意しておくことをおすすめします。これはデータ駆動型モデルと同様に、利用可能なデータ数が多いほど効果的です。Promotion に追加できる Products の数に制限はありません。ゲームのアプリストアの各価格層に Product を提供することもできます。