Version: 2021.3
言語: 日本語
Unity のインストール
コマンドラインを使った Unity のインストール

Unity 2021 LTS のシステム要件

このページでは、サポートされているすべてのプラットフォームで Unity 2021 LTS を実行するために必要な最低限のシステム要件を説明します。

  1. Unity エディターのシステム要件
  2. Unity Player のシステム要件

Unity エディターのシステム要件

このセクションでは Unity エディターを実行するための最低要件を説明します。実際のパフォーマンスとレンダリング品質は、プロジェクトの複雑さによって異なります。

最低要件 Windows macOS Linux
OS バージョン Windows 7 (SP1+)、Windows 10、Windows 11、64 ビット版のみ。 High Sierra 10.13 以上 (Intel エディター)
Big Sur 11.0 (Apple シリコンエディター)
Ubuntu 20.04、Ubuntu 18.04、CentOS 7
CPU SSE2 命令セットをサポートする X64 アーキテクチャ SSE2 命令セットをサポートする X64 アーキテクチャ (Intel 製プロセッサー)
Apple M1 以上(Apple 製シリコンベースプロセッサ)
SSE2 命令セットをサポートする X64 アーキテクチャ
グラフィックス API DX10、DX11、DX12 対応のGPU Metal 対応の Intel と AMD GPU OpenGL 3.2 以降か Vulkan 対応の NVIDIA と AMD GPU
追加要件 ハードウェアベンダーが公式にサポートしているドライバー Apple の公式サポートドライバー (Intel プロセッサー)
Apple シリコンデバイスで、Apple シリコンまたは Intel 使用の Unity エディターを動作させるには、Rosetta 2 が必要です。
X11 ウィンドウシステム、NVIDIA 公式プロプライエタリなグラフィックスドライバー、AMD Mesa グラフィックスドライバー上で動作する Gnome デスクトップ環境。サポートされている配布で提供されているその他の設定とユーザー環境 (カーネル、コンポジターなど)。
    すべての OS において、Unity エディターはワークステーションやラップトップのフォームファクターでサポートされ、エミュレーション、コンテナ、互換性レイヤーなしで実行されます。

Unity エディターのプラットフォーム制限

Apple

macOS では、補助的エディターのウィンドウは最大化されるだけで、全画面モードになりません。

Apple シリコンデバイス

Apple シリコンエディターには、以下のような制限があります。

  • Unity Hub 経由の Apple シリコンエディターのダウンロードとインストールは、Hub バージョン 3.0 ベータ 6 以降でのみ可能であり、3.0 ベータ 6 ではいくつかの制限があります。詳しくは、Hub リリースノート を参照してください。
    • 最新のベータ版ハブに切り替えるには、環境設定 (歯車アイコン) > 詳細 で “チャンネル” を “ベータ” に変更するか、https://unity.com/download から再ダウンロードします。
  • Hub 2.4.5 を使用していて、Apple シリコンエディターを使用したい場合、Apple Intel 版をアンインストールし、Unity エディター (Apple シリコン) のスタンドアロンインストーラーを https://unity3d.com/unity/whats-new/2021.2.0 からダウンロードし実行し、Hub を通して使用します。
  • ネイティブの Apple シリコンエディターは、CPU ライトマッパーに対応しません。
  • ネイティブの Apple シリコンエディターは SketchUp からのインポートに対応しません。

Linux

Linux エディターには、以下のような制限があります。

  • ビデオのインポートは VP8 ビデオ形式に限定されます。
  • ファイルシステムは大文字と小文字を区別します。

Unity Player のシステム要件

このセクションでは、Unity Player をビルドして実行するための最低要件を示します。実際のパフォーマンスとレンダリング品質は、プロジェクトの複雑さによって異なります。

モバイル

OS Android iOS tvOS
バージョン 5.1 (API 22) 以降
Android のカスタマイズ版は、対応するすべての Google 標準 APIを含む必要があります。
12 以降 12 以降
CPU Neonサポート (32 ビット) のある ARMv7 または ARM64 A7 SoC++ A8 SoC+
グラフィックス API OpenGL ES 2.0 以降、3.0 以降、Vulkan
ノート: OpenGL ES 2.0 のサポートは終了予定です。
Metal Metal
追加要件 - 1GB+ RAM
- サポートするハードウェアデバイスは、Google の Android 互換性定義 (Android Compatibility Definition) (バージョン 9.0) 以上である必要があります。
1. ハンドヘルド (Section 2.2)
   2. テレビ (Section 2.3)
   3. タブレット (Section 2.6)
- ハードウェアはネイティブで AndroidOS を実行する必要があります。Android for Chrome OS を除き、コンテナまたはエミュレーター内の Android はサポートされていません。
- 開発用: Unity Hub でデフォルトでインストールされる Android SDK (10/API 29)、Android NDK (r21d)、OpenJDK。
開発およびデバッグ用: XCode サポートに関する Apple のドキュメント を参照してください。

App Store への提出: 必要な Xcode のバージョンについては、Apple の提出ガイドライン を参照してください。
Apple TV 第4世代以降

コンソール

PlayStation 4 (PS VR を含む)、Playstation 5、Xbox Series S|X、Nintendo Switch に関する情報は、マルチプラットフォーム ページ のコンソールセクションを参照してください。コンソールプラットフォームでビルドするには、Windows 版の Unity のみが対応しています。プラットフォーム固有の追加ソフトウェアに関する具体的な要件については、プラットフォームホルダーのウェブサイトにある開発者向けドキュメントを参照するか、またはプラットフォームの担当者に直接お問い合わせください。

Unity エディターの具体的なシステム要件については、Unity をダウンロード で、使用中の Unity のバージョンを参照してください。

デスクトップ

OS Windows ユニバーサル Windows プラットフォーム macOS Linux
OS バージョン Windows 7 (SP1+)、Windows 10、Windows 11 Windows 10+, XBox Series X|S, HoloLens High Sierra 10.13 以降 Ubuntu 20.04、Ubuntu 18.04、CentOS 7
CPU SSE2 命令セットをサポートする x86、x64 アーキテクチャ SSE2 命令セットをサポートする x86、x64 アーキテクチャ、ARM、ARM64 Apple Silicon、SSE2 搭載の x64 アーキテクチャ SSE2 命令セットをサポートする x64 アーキテクチャ
グラフィックス API DX10、DX11、DX12 対応 DX10、DX11、DX12 対応の GPU Metal 対応の Intel と AMD GPU OpenGL 3.2 以降、Vulkan 対応
追加要件 ハードウェアベンダーが正式にサポートしているドライバー。
開発用: IL2CPP スクリプティングバックエンドには、C++ ツールコンポーネントをもつ Visual Studio 2015 以降、Windows 10 以降の SDK が必要です。 
ハードウェアベンダーが公式にサポートしているドライバー。
開発用: Windows 10 以降 (64 ビット)、C++ ツールコンポーネントをもつ Visual Studio 2015 以降、Windows 10 以降の SDK。
Apple が公式にサポートしているドライバー。
開発用: IL2CPP スクリプティングバックエンド には Xcode が必要です。IL2CPP スクリプティングバックエンドで Apple Silicon をターゲットにするには、macOS Catalina 10.15.4 と Xcode 12.2 以降が必要です。
X11 ウィンドウシステム上で動作する Gnome デスクトップ環境
サポートされている配布で提供されているその他の設定とユーザー環境 (カーネル、コンポジターなど)。
NVIDIA 公式の専用グラフィックスドライバーまたは AMD Mesa グラフィックスドライバーを使用する NVIDIA と AMD の GPU。
    すべてのオペレーティングシステムにおいて、Unity Player はワークステーション、ラップトップ、タブレットのフォームファクターでサポートされ、エミュレーション、コンテナ、互換性レイヤーなしで実行されます。 

Stadia

ゲームを Stadia プラットフォームに導入したい Unity 開発者は、まず Google の Stadia 開発者ウェブサイト で開発リソースを申請する必要があります。

サーバープラットフォーム

OS Windows macOS Linux
OS バージョン エミュレーションまたは互換性レイヤーなしで、ワークステーションとラックのフォームファクターで動作する Windows 7 (SP1 以降)、Windows 10、Windows 11 エミュレーションや互換性レイヤーなしで、ワークステーションとラックのフォームファクターで動作する High Sierra 10.13 以降 エミュレーションまたは互換性レイヤーなしで、ワークステーションとラックのフォームファクターで動作する Ubuntu 20.04、Ubuntu 18.04、CentOS 7
CPU SSE2 命令セットをサポートする x86、x64 アーキテクチャ SSE2 命令セットをサポートする x64 アーキテクチャ SSE2 命令セットをサポートする x64 アーキテクチャ
GPU 明示的な GPU サポートはありません。
追加要件 ハードウェアベンダーが公式にサポートしているドライバー

WebGL

ブラウザーを実行する OS Windows、macOS、Linux
ハードウェア ワークステーションとラップトップのフォームファクター
追加要件 Chrome、Firefox、Safari または Edge (Chromium ベース) のバージョン:
- WebGL 1.0 か 2.0 使用可
- HTML 5 標準仕様
- 64 ビット
- WebAssembly 使用可
ノート: WebGL 1.0 サポートは終了予定です。

XR プラットフォームのシステム要件

XR を有効にして Unity プロジェクトを適切に構成するには、XR プラグインアーキテクチャ ページに説明されている手順に従ってください。

Oculus

ハードウェア Oculus Rift/Rift S Oculus Quest Oculus Quest 2
OS バージョン Windows 10 以降 Android
CPU Oculus 推奨の仕様を参照 ARM 64 ビット (Snapdragon 835) ARM 64 ビット (Snapdragon XR2)
GPU Oculus 推奨の仕様を参照 NVIDIA GTX 1050Ti/AMD Radeon RX 470 以降
グラフィックス API DX11 OpenGL ES 3.0、Vulkan*

ノート: Oculus Quest の Vulkan サポートは実験的な機能であり、本番環境で使用するべきではありません。詳細については、Oculus XR Plugin パッケージのドキュメント を参照してください。

OpenXR

互換性のあるランタイムのリストは、OpenXR プラグイン のドキュメントを参照してください。

Windows Mixed Reality

ハードウェア WMR Immersive (VR) HoloLens HoloLens 2
OS バージョン Windows 10 RS4 以降 埋め込み Windows 10 以降
CPU Intel 64 ビット Intel Atom ARM 64 ビット
(Snapdragon 850)
グラフィックス API DX11

Magic Leap

OS Magic Leap One
OS バージョン Lumin OS
CPU Magic Leap の仕様 を参照してください。
GPU Magic Leap の仕様 を参照してください。
グラフィックス API OpenGL ES 3.2 以降

ARCore

OS Android 携帯
OS バージョン ARCore 対応デバイス のリストを参照
CPU ARM 32 ビットと 64 ビット
グラフィックス API OpenGL ES 3.0+
最新の対応 SDK バージョン ARCore 1.24

ARKit

OS iPhone と iPad
OS バージョン iOS 12
CPU A9+
グラフィックス API Metal
最新の対応 SDK バージョン ARKit 5
追加要件 ARKit XR プラグインを含む iOS Player をコンパイルする場合、Xcode 12.5 以降を使用する必要があります。

その他のシステム要件に関する注意

Windows 7 をサポートする Unity エディターやプレイヤーに関しては、Microsoft による Windows 7 のサポートが 2020 年 1 月 14 日で終了することに注意してください。

Unity のインストール
コマンドラインを使った Unity のインストール