Unityで空間マッピングを容易にし、その機能に簡単にアクセスできるようにするために、Unity は以下の 2 つの空間マッピング XR コンポーネント を提供します。
これらのコンポーネントは一緒にでも個別でも使用できます。それぞれの Spatial Mapping コンポーネントはそれぞれの SurfaceObserver
を使って現実世界の変化を検知します。そのコンポーネントの設定の仕方により、各 Spatial Mapping コンポーネントは周期的に Spatial Mapping システムにクエリを送り、現実空間に発生した変化を把握します (どれだけ頻繁にクエリを送信するかは、その設定によります)。システムがそのコンポーネントに関連する変更を知らせると、コンポーネントは変更されたさまざまなサーフェスのベイクの順序付けをします。
ベイクの処理には、現実のサーフェスに対応するメッシュでメッシュフィルターを生成することが含まれます。 2 つのコンポーネントは、それぞれ特定の方法でこのメッシュフィルターを使用します。
各 Spatial Mapping コンポーネントは、互いに他の Spatial Mapping コンポーネントから独立しています。つまり、たとえ複数のコンポーネントが同じサーフェスを使用している場合でも、各コンポーネントで維持するサーフェスのリストは異なります。パフォーマンスを最適化するためには、使用する Spatial Mapping コンポーネント数を制限するようにします。
2018–05–01 Page published
Hololens の空間マッピングは 2017.3 に更新