GrammarRecognizer は KeywordRecognizer を補完するものです。たいていは、KeywordRecognizer で開発に必要なすべてがそろいます。ただし、ときどき、ディスクの xml ファイルフォームでのほうがもっと複雑な文法をより良く表現できます。 World Wide Web Consortium (W3C) の Speech Recognition Grammar Specification (SRGS) Version 1.0 で指定されているように、GrammarRecognizer では Extensible Markup Language (XML) のエレメントと属性が使用されています。XML のエレメントと属性は、音声認識エンジンによって認識される単語やフレーズ (コマンド) のルールの構造をあらわしています。
この形式に関する情報は、http://www.w3.orgspeech-grammar
speech-grammar/ または Microsoft Developer Network (マイクロソフトフォーラム、MSDN) を参照してください。
どんな時でも、多くの GrammarRecognizer がアクティブになっているかもしれませんが、複数の GrammarRecognizer が同じ文法ファイル (grammar file) を使うことはありません。
GrammarRecognizer は現在 Windows 10 でのみ機能します。
GrammarFilePath | GrammarRecognizer が作成されたときに提供された文法ファイル (grammar file) のパスを返します。 |
GrammarRecognizer | ファイルパスと最低音声認識精度を指定して GrammarRecognizer を作成します。 |
IsRunning | PhraseRecognizer がフレーズを聞いているかどうか |
Dispose | PhraseRecognizer が使用したリソースを破棄します。 |
Start | PhraseRecognizer がフレーズを聞くのを開始します。 |
Stop | PhraseRecognizer がフレーズを聞くのを停止します。 |
OnPhraseRecognized | PhraseRecognizer がフレーズを認識したときに発生するイベント |
PhraseRecognizedDelegate | OnPhraseRecognized イベントのデリゲート |