Projector (プロジェクター) を使用すると、錐台と交錯するすべてのオブジェクトに マテリアル を投影できます。このマテリアルは、正しい投影効果を得るために特殊なタイプのシェーダーを使用する必要があります。Unity が提供する Projector/Light と Projector/Multiply シェーダーの使用法については、Unity の Standard Assets のプロジェクタープレハブを参照してください。
プロパティー | 機能 |
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Near Clip Plane | ニアクリップ面より手前のオブジェクトには投影されません。 |
Far Clip Plane | ファークリップ面より遠くにあるオブジェクトには投影されません。 |
Field Of View | 有効視野 (FOV) 。単位は度。これは、プロジェクターが 平行投影でない場合にのみ使用されます。 |
Aspect Ratio | プロジェクターのアスペクト比。 これを使用すると、プロジェクターの縦横比を調整できます。 |
Orthographic | これを有効にすると、透視投影ではなく、平行投影になります。 |
Orthographic Size | 平行投影の投影サイズ。これは、平行投影が有効な場合にのみ使用されます。 |
Material | オブジェクトに投影されるマテリアル。 |
Ignore Layers | ここで設定するレイヤーのいずれかに含まれるオブジェクトはプロジェクターから無視されます。デフォルトでは Ignore Layers で設定されているレイヤーはないため、プロジェクターの錐台と交差するすべてのジオメトリが効果を受けます。 |
プロジェクターを使うと以下を行うことができます。
簡単な影の効果を作成したい場合は、StandardAssets->Effects->Projectors->Blob ShadowProjector プレハブ をシーンにドラッグするだけです。マテリアルを変更すると、異なる Blob Shadow テクスチャを作成できます。
注意: プロジェクターを作成する際は必ず、プロジェクターのテクスチャのマテリアルのラップモードを clamp に設定してください。そうでないと、プロジェクターのテクスチャが繰り返し表示され、キャラクターに対して意図通りの影の効果が得られません。