Prefab Asset (プレハブアセット) を編集するには、プレハブモードでプレハブアセットを開きます。プレハブモードでは、シーン内の他のオブジェクトとは別に、プレハブアセットのコンテンツを個別に表示し編集することができます。プレハブモードで加えた変更は、そのプレハブのすべてのインスタンスに影響します。
プレハブモードでプレハブを編集するには、以下のような多くの方法があります。
プレハブモードを開始すると、シーンビューと Hierarchy ウィンドウにプレハブのコンテンツのみが表示されます。ここにあるプレハブのルートは通常のゲームオブジェクトです。青いプレハブインスタンスアイコンは表示されません。
プレハブモードでは、シーンビューの上部にパンくずリストが表示されます。一番右側に表示されているのが、現在開いているプレハブです。パンくずリストを使用して、開いた主要なシーンや他のプレハブアセットに戻ることができます。
さらに、Hierarchy ウィンドウでは、現在開いているプレハブを示すプレハブヘッダーバーが上部に表示されます。ヘッダーバーの戻る矢印を使用して、1 つ前の手順に戻ることができます。これは、シーンビューのパンくずリストで、1 つ前のパンくずをクリックするのと同様です。
プレハブモードでは、シーンビューの右上に Auto Save 設定があります。これを有効にすると、プレハブに加えた変更は自動的にプレハブアセットに保存されます。Auto Save はデフォルトで有効になっています。
既存のアセットに自動的に変更を保存せずに変更を行う場合は、Auto Save をオフにします。この場合、現在のプレハブのプレハブモードを終了するときに、保存されていない変更を保存するかどうか尋ねられます。プレハブモードでプレハブを編集するのが遅く感じる場合は、Auto Save をオフにすると効果的です。
プレハブモードに Prefab Editing Environment (編集環境) としてシーンを割り当てることができます。プレハブモードでは、空のシーンではなく選択した背景でプレハブを編集できます。これは、プレハブがゲームの典型的な風景に対してどのように見えるかの参考になります。
シーン内で編集環境として割り当てたオブジェクトは、プレハブモードでは選択できず、Hierarchy にも表示されません。これは、他の無関係なオブジェクトを誤って選択したり、複雑な Hierarchy ウィンドウなしに、プレハブを編集することに集中できるようにするためです。
編集環境としてシーンを設定するには、Editor ウィンドウ (Edit> Project Settings を開き、Editor を選択) を開き、Prefab Editing Environment セクションに移動します。“UI 以外” のプレハブには Regular Environment 設定、UI プレハブには UI Environment 設定を使用します。UI プレハブは、通常の Transform コンポーネントではなく、ルート上に Rect Transform コンポーネントを持つプレハブです。 “UI 以外” のプレハブは、通常の Transform コンポーネントを持つプレハブです。
2018–07–31 公開ページ
ネスト化したプレハブとプレハブのバリアントを 2018.3 に追加