Version: 2019.3
言語: 日本語
グラフィックス
ビルトインレンダリングパイプライン

レンダリングパイプライン

Unityでは、異なるレンダリングパイプラインから選択できます。レンダリングパイプラインはシーンのコンテンツを取得し、画面に表示する一連の操作を実行します。高レベルでは、これらの操作は以下のとおりです。

  • カリング
  • レンダリング
  • ポストプロセッシング

異なるレンダリングパイプラインは異なる機能とパフォーマンスの特性を持ち、異なるゲーム、アプリケーション、プラットフォームに適しています。

それぞれのレンダリングパイプラインは異なるシェーダー出力を使用し、同じ機能を持たないことがあるため、プロジェクトをあるレンダリングパイプラインから別のパイプラインに切り替えるのは難しい場合があります。したがって、Unity が提供するさまざまなレンダリングパイプラインを理解し、開発の早い段階でプロジェクトに適切な決定を下すことが重要です。

使用するレンダリングパイプラインの選択

Unity は以下のレンダリングパイプラインを提供します。

  • ビルトインレンダーパイプラインは Unity のデフォルトの レンダリングパイプラインです。これは汎用レンダリングパイプラインで、カスタマイズのオプションが限られています。
  • ユニバーサルレンダーパイプライン (URP) はスクリプタブルレンダーパイプラインの 1 つです。素早く簡単にカスタマイズでき、幅広いプラットフォームで最適化されたグラフィックスを作成できます。
  • HD レンダーパイプライン (HDRP) はスクリプタブルレンダーパイプラインの 1 つです。ハイエンドプラットフォームで最先端の忠実度の高いグラフィックスを作成できます。
  • Unity の Scriptable Render Pipeline API を使用して、独自のカスタムの スクリプタブルレンダーパイプライン (SRP) を作成できます。これは最初から行うことも、ニーズに合わせて URP や HDRP を変更して作ることもできます。
グラフィックス
ビルトインレンダリングパイプライン