このモジュールのプロパティは、パーティクルシステム 放出のレートとタイミングに影響します。
このモジュールは、Particle System コンポーネントの一部です。新しい Particle System ゲームオブジェクトを作成するとき、または終了したゲームオブジェクトに Particle System コンポーネントを加えるとき、Unity は Emission モジュールを Particle System に加えます。デフォルトでは、このモジュールは無効化されます。新しい Particle System を作成し、このモジュールを有効にするには、以下を行います。
このモジュールは Particle System コンポーネントの一部であるため、ParticleSystem クラスを通してアクセスします。ランタイムにアクセスし値を変更する方法については、Emission モジュール API ドキュメント を参照してください。
このセクション内の一部のプロパティでは、異なるモードを使用して値の設定が行えます。使用可能なモードについての詳細は、Varying properties over time を参照してください。
プロパティ | 機能 |
---|---|
__Rate over Time__ | ユニットタイム毎に放出されるパーティクルの数 |
Rate over Distance | 移動したユニット距離毎に放出されるパーティクルの数 |
Bursts | パーティクルを生成するイベント。この設定によって、指定した時間にパーティクルが放出されます |
Time | バーストを放出する時間 (秒単位、Particle System 開始後の時間) を設定します |
Count | 放出されるパーティクルの数を設定します |
Cycles | 何回バーストを行うかを設定します |
Interval | バーストが発生する各サイクルの合間の時間 (秒) を設定します |
Probability | 各バーストイベントがパーティクルを生成する確率を制御します。値を大きくするとパーティクルがより多く生成され、値が 1 の場合はパーティクルが生成されることが保証されます。 |
放出率は一定にすることも、またはカーブにしたがってシステムの lifetime にわたって変化させることもできます。 Rate over Distance モードがアクティブな場合、親オブジェクトが移動する距離のユニットごとに、一定数のパーティクルが放出されます。 これは、オブジェクトの動きによって実際に作成されるパーティクル(たとえば、ダートトラック上で車の車輪から立ち上る埃)をシミュレートする場合に非常に役立ちます。
Rate over Time モードに設定されている場合は、親オブジェクトの動きに関係無く毎秒ごとに設定した数のパーティクルが放射されます。さらに、特定した時間に追加パーティクルのバーストを加えることができます (例えば、蒸気機関の煙突が煙を吐き出すのに使用します)。
2018–10–19 修正されたページ
[2018.3](../Manual/30_search.html?q = newin20183) で、Unityのパーティクルシステム Emission モジュールに Burst probability を追加 NewIn20183