VR とほとんどの MR デバイスでは、Unity シーンをステレオでレンダリングする必要があります。Unity XR は、以下の 2 つのステレオレンダリングモードをサポートしています。
ノート: 以前の、単一のレンダーパスを使用してシーンを 2 倍幅のテクスチャにレンダリングする技法は、現在では使用できません。
これに関する背景的な情報は、高度なステレオレンダリングで AR と VR のパフォーマンスを最大限に引き出す方法 を参照してください。現在、シングルパスインスタンシングステレオレンダリングは、ほとんどの VR プラットフォームで利用可能になっています。
Render Mode (レンダリングモード) の設定は、Project Settings 内の XR Plug-in Management の下にあります。各 XR プロバイダープラグインが (サポートされている場合は) 独自の設定を提供します。
レンダリングモードの設定は、以下の手順で行います。
Project Settings を開きます (メニュー: Edit > Project Settings)。
必要であれば XR Plugin Management セクションを展開します。
該当のプロバイダープラグインの設定ページを選択します。
リストからモードを選択します。
MockHMD プロバイダープラグインの Render Mode のオプション
ノート: プラグインによっては、この設定の名前が Stereo Rendeing Mode になることがあります。
シングルパスインスタンシングレンダリングモードは、以下のプラットフォームとデバイスでサポートされています。
VPAndRTArrayIndexFromAnyShaderFeedingRasterizer
拡張機能をサポートしている必要があります。GL_NV_viewport_array2
GL_AMD_vertex_shader_layer
GL_ARB_shader_viewport_layer_array
Single Pass Instanced モードがサポートされていない状態で Render Mode をこのモードに設定すると、レンダリングモードは Multi-pass モードにフォールバックします。
ノート: Unity は、ディファードレンダリングを使用している場合には、ビルトインの旧レンダーパイプラインでのシングルパスステレオインスタンシングをサポートしません。