Version: 2023.1
言語: 日本語
ストリーミング仮想テクスチャリングの仕組み
シェーダーグラフでのストリーミング仮想テクスチャリングの使用

ストリーミング仮想テクスチャリングをプロジェクトで使用可能にする

この機能は実験的なものであり、本番環境では使用できません。機能およびドキュメントは将来変更または削除される可能性があります。

ストリーミング仮想テクスチャリング (Streaming Virtual Texturing, SVT) をプロジェクトで使用可能にするには、プロジェクトで Virtual Texturing を有効にする必要があります。これを行うには、Edit > Project Settings > Player に移動し、Virtual Texturing の設定を有効にします。

Virtual Texturing は、プロジェクト全体の設定であり、すべてのプラットフォームで共有されます。Virtual Texturing に対応していないプラットフォームやグラフィックス API 向けにプレイヤーを作ることはできません。Virtual Texturing は、プロジェクトでその機能を使用しなくても、バッファなどのリソースを割り当てます。そのため、使用する予定がない場合は、Virtual Texturing を有効にしないでください。

Virtual Texturing をプロジェクトで有効にすると、Unity は以下のコンパイラーディレクティブを追加します。

  • ENABLE_VIRTUALTEXTURES: C# の定義で、プロジェクトが仮想テクスチャリングをサポートしている場合、True と評価します。
  • ENABLE_VIRTUALTEXTURING: C++ および C# のエディター定義で、現在のビルドターゲットで仮想テクスチャリングが可能な場合に True と評価します。
  • UNITY_VIRTUAL_TEXTURING: シェーダー用の ENABLE_VIRTUALTEXTURES

なお、これらの名称は Unity の今後のバージョンで変更される可能性があります。

ストリーミング仮想テクスチャリングの仕組み
シェーダーグラフでのストリーミング仮想テクスチャリングの使用