USS 型セレクターは、要素の型に基づいて要素を照合します。USS の 型セレクターは、HTML タグに一致させる CSS の 型セレクターと類似しています。例えば、USS の Button {...}
はあらゆる Button 要素に一致します。これは、CSS の p {...}
があらゆる段落 (<p>
) タグに相当するのと同じです。
以下は型セレクターの構文です。
TypeName {...}
型セレクターを使用する場合は、具体的なオブジェクトの型のみを指定します。TypeName (型名) に名前空間を加えないでください。
例えば、このセレクターは有効です。
Button { ... }
このセレクターは有効ではありません。
UnityEngine.UIElements.Button { ... }
単純なセレクターがどのように要素を検出するかを示すために、UI ドキュメントの例を示します。
<UXML xmlns="UnityEngine.UIElements">
<VisualElement name="container1">
<VisualElement name="container2" class="yellow">
<Button name="OK" class="yellow" text="OK" />
<Button name="Cancel" text="Cancel" />
</VisualElement>
</VisualElement>
</UXML>
スタイルをまったく適用しない場合、UI は以下のようになります。
以下の型セレクタースタイル規則は、2 つの Button
要素に一致します。
Button {
border-radius: 8px;
width: 100px;
}
スタイルを適用すると、UI は以下のようになります。