Frame Debugger ウィンドウは、Unity の Frame Debugger (フレームデバッガー) のユーザーインターフェースです。このウィンドウは、レンダリングイベントの情報を表示し、構築中のフレームの再生を制御します。
Label | 説明 |
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Enable/Disable: フレームデバッガーを有効または無効にします。 | |
ターゲットセレクター: どの処理にフレームデバッガーを設定するか指定します。デフォルトでは Unity エディターですが、これを使用して、ビルド済みアプリケーションにフレームデバッガーを設定することができます。詳細は、ビルド済みプロジェクトへのフレームデバッガーの設定 を参照してください。 | |
イベントスライダー: 現在のフレームのレンダリングイベント間をリニアに移動できるスライダーです。 | |
前のイベント: 現在選択されているイベントの直前のイベントを選択します。 | |
次のイベント: 現在選択されているイベントの次のイベントを選択します。 | |
イベント階層: フレームを構成するレンダリングイベントのシーケンスを一覧表示します。詳細は イベント階層 を参照してください。 | |
イベント情報パネル: イベントに関する情報 (ジオメトリの詳細や、ドローコールに使用されたシェーダーなど) を表示します。詳細は イベント情報パネル を参照してください。 |
フレームデバッガーを使ってフレームをデバッグするには、以下の手順に従ってください。
ドローコールイベントがゲームオブジェクトのジオメトリに対応する場合、Hierarchy ウィンドウ 内でそのゲームオブジェクトが強調表示されます。
イベントが レンダーテクスチャ にレンダリングされる場合、そのレンダーテクスチャの内容がゲームビューと Frame Debugger ウィンドウに表示されます。これは、様々なオフスクリーンのレンダーターゲットがどのように累積するか確認するために役立ちます。以下はその例です。
ビルドされた Unity Player にフレームデバッガーを設定するために、フレームデバッガーのターゲットプロセスを変更することができます。Unity Player がフレームデバッガーと互換性を持つためには、以下の条件を満たしている必要があります。
Unity Player が上記の条件を満たしていれば、次に フレームをデバッグ する時に、フレームデバッガーを Unity Player に設定することができます。